コラム

column

追悼 原広司さんとの思いで
年明けの3日、建築家の原広司さんが88歳の生涯を閉じられました。 原広司さんは私の一歩先を行く建築家でした。世界の集落調査で育まれた感性から生まれた「ヤマト・インターナショナル」に強烈なインパクトを受け、ブックケースに穴が開いた「建築に何が可能か」を購入しました。その頃の私にはちょっと理解できない箇所もありましたが・・。その後の「梅田スカイツリー」、「京都駅ビル」などその革新性には驚かされ、…
軍艦ビル展示会
建築家渡邉洋治生誕100周年記念イベントとして、吉祥寺駅に近い「街々書林」の小ギャラリーで、KIRIHARA Photo Collection の「建築/My Favorite」で紹介している「ニュースカイビル(軍艦マンション)」の手描き原図、模型、竣工時の写真などを展示会がありました。6月19日~6月30日までの展示で、延400名を超える来場者があったそうです。
三浦展著・撮影「ボロい東京」
「KIRIHARA Photo Collection」で紹介する写真と同じような視点で撮った写真を掲載した本「ボロい東京」を書店で見つけました。著者・撮影者はベストセラー「下流社会」の著者で、独自の視点で社会を切取る三浦展氏です。内容は「階段」「扉」「選択」・・・「「建物」「錆」などで構成されています。 三浦展氏は後書きで次のように書いています。 ・・・・震災や戦災の跡に急ごしらえで作…
始まりは谷中の朝日湯の煙突から
KIRIHARA Photo Collectionの中で一番写真が多いジャンヌが「煙突」です。煙突写真にのめり込んだきっかけは台東区谷中の「朝日湯」の煙突に遭遇してからです。 1994年の9月、谷中の街を歩いて角を曲がったとき目の前に現れたのが「朝日湯」の煙突でした。青空を背景に立っていた煙突には補強のバンドや金属のパネルが巻かれ、決してきれいではないのですが、使い続けられ年季が入った姿を見…